石垣島産のユーグレナ(ミドリムシ)を生産している株式会社ユーグレナは、2005年に世界で初めてユーグレナ(ミドリムシ)の食用大量培養技術の開発に成功した。
きっかけはバングラディシュ
株式会社ユーグレナの創業者兼代表取締役である出雲充が東京大学在学中にバングラデシュを訪れた際に普通に日本で生活してる分には出会うことがないような貧困を目の当たりにした時に抱いた「世界の食糧問題を解決したい。」という思いがきっかけだったそうです。
ミドリムシとの出会い
出雲がバングラディシュから帰国して2年後の2000年に同大学農学部の鈴木健吾の研究テーマであったユーグレナ(ミドリムシ)を紹介されたそうです。
ですがユーグレナ(ミドリムシ)は特徴的な栄養素など高いポテンシャルを持ってはいたものの当時はまだ培養技術が確立されておらず、事業化するにはまだまだな状況だったそうです。
株式会社ユーグレナ設立
その後出雲は機能性食品を販売する会社を経営していた福本拓元と出会い、ユーグレナ(ミドリムシ)の機能性食品事業という構想を固めていく。
そして2005年8月に出雲、鈴木、福本の3名を創業メンバーとして株式会社ユーグレナを発足しました。
その後同年12月には東京大学、大阪府立大学、近畿大学などの各大学の研究室そして提携先の企業の協力の元、世界で初めてミドリムシの屋外大量培養に成功する。
現在では東京大学、大阪府立大学、近畿大学、鳥取大学などの国内の大学や大学院などとも連携した体制で事業開発、生産管理、品質管理などを行っているそうです。
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